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K-1レジェンド最後の一撃!? 館長の放つ秘策とは。
http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20110706/spo1107061621004-n1.htm

今年一番驚かされたのがこのニュースかもしれません。

未払い問題や興行の弱体化で苦難の日々が続くFEG社を差し置いて、
K-1の創設者にしていまだに「待望論」も根強い石井館長(あえて館長と呼びたい)が久しぶりに登場しました。

(以下転載)
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「スクープ!石井館長「新K-1」立ち上げ 世界大会を開催」

格闘技イベント「K-1」創始者の石井和義氏(58)=正道会館宗師=が、新たな格闘技の世界大会を立ち上げることが6日、分かった。格闘技界を席巻した“石井館長”が、約8年の雌伏を経て放つ新たな一手。世界中の格闘家やプロモーターが、その動向を注視している。

 2012年に開催される“新K-1”世界大会は、世界数十カ国で予選会を実施。階級ごとに各国代表1人を選出し、トーナメント方式で世界チャンピオンを決定する。大会は隔年で開催予定。イベントではなく、あくまでも競技としての「世界大会」の位置づけにこだわるという。

 石井氏は、「格闘技界の裾野を広げるには、魅力あるプロの存在が不可欠。詳しいことは、これから決めていくが、8月までにきちんとご説明したい」と話している。

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とのこと。

まさにK-1が当初から目指していた「競技化」を強く意識した大会を構築するつもりのようです。

このソースが夕刊フジ系のZAKZAKというニュースサイトである点は割引が必要ですが、少なくとも東スポよりは信頼できるところでしょう。

こういう話が格闘技記者の筆からスクープされずに、普通のニュースサイトから出てきてしまうところに格闘技村の御用作文書きの人たちの無能さが現れている気がします。
橋本のようなヌケサクも、つまらん記事でNumberの紙面を汚す暇があったらこういったスクープの一つでも書いて欲しいものですね。

さて、この「新K-1」の話、もちろん額面通りに受け取るつもりはありませんが「8月までには」と期限を区切っている点には注目です。谷川氏の「●月までに」はもう聞き飽きて完全スルーが基本になってますけど、未だカリスマであり続ける館長であれば話は別。
問題は館長の年齢。そう、すでに稀代の興行師も58歳です。

老いたるレジェンドの捨て身の一撃なのか、
それとも勝算・算段に基づいた現実的な構想なのか。
出所後に欧州各国、アジア各国を回っていたのはこの構想の為なのだろうと思いますが、
果たしてどれだけ現実に近づいていくのでしょうか。
長い目で観ていきたいものです。

いずれにしても、かつての石井=谷川体制……テレビ局の放映権料を中心とした格闘技ビジネスは終焉を迎えていることは明白。
根本的な部分の再構築を目論む石井館長には期待してしまうのが人情というものです。

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# by the_kakato_otoshi | 2011-07-07 11:51 | K-1
まさかのレコ復活! ジャディブ、マイティも参戦! ルーマニアでヘビー級祭りだ!
6月に「レコ引退試合!」とスイスでのバンナ戦を報告したばかりなんですが、
7月16日、レコ復活します(笑)。

あれ?  なんだったのあの試合は!!!

えー、ルーマニアで行われている「ローカルコンバット」を母体とした「スーパーコンバット」という大会が今年からはじまりました。第1戦は5月に行われ、4人制トーナメントではセルゲイ・ラシェンコが優勝しています。今回も4人制トーナメント+ワンマッチが組まれており、興味深い選手も登場します。引退したはずのレコもね。。。。

7月16日 スーパーコンバットワールドグランプリ2 ルーマニア・ブカレスト

<ヘビー級4人制トーナメント>

セバスチャン・チオバヌ(ルーマニア)vsシング・心・ジャディブ(インド)
マイティ・モー(アメリカ)vsムラデン・ブレストバッチ(クロアチア)

<スーパーファイト>

イスマエル・ロント(オランダ)vsTBA
アンドレ・ストイカ(ルーマニア)vsエンリケ・ゾワ(アンゴラ)
ボダン・ストイカ(ルーマニア)vsハカン・アクソイ(トルコ)
カタリン・モロサヌ(ルーマニア)vsステファン・レコ(ドイツ)他


トーナメントに出場する中には、昨年急成長した”足立区のインド人”ジャディブやマイティ・モーがいます。それぞれ東欧のファイターと対戦しますが、チオバヌはボクシングの得意な地元の英雄。ブレストバッチはもっさりしていますがタフなファイターで、今回はモーとの打ち合いが期待できます。

スーパーファイトには引退したはずのレコがモロサヌと戦います。この二人は2007年に一度戦っておりその時はレコが勝ちました。最近ローキックが良いモロサヌ。成長分を見せて欲しいですね。その他アンドレ・ストイカやイスマエル・ロントなど地味ながらコアファン評価の高い選手も登場しております。

7月16日のルーマニア。ヘビー級ファイトに飢えた我々K-1ファンにそのパワーを思い出させて欲しいものです。

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# by the_kakato_otoshi | 2011-07-04 13:46 | 立ち技全般
ペトロシアン絶対有利! It's Showtime70kgトーナメント組み合わせはリベンジ祭りに。
9月24日 It's Showtime ベルギー・ブリュッセル

<70kgMAXワンデイトーナメント>
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)vsドラゴ(アルメニア)
アンディ・サワー(オランダ)vsハルト・グリゴリアン(アルメニア)
ムラット・ディレッキー(トルコ)vsクリス・ナギンビ(コンゴ共和国)
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)vsシャヒッド(モロッコ)

It's Showtime代表サイモン・ルッツ氏をして「今年最もエキサイティングな興業」と胸をはる9月24日ベルギー大会。

そこでおこなわれる70キロ契約のトーナメントの抽選会が6月30日に開かれました。
抽選会の模様はhttp://www.itsshowtime.nl/index.php?p=news&id=111←こちらを参考にしていただければと思います。

いろいろなブログ等ですでに報じられていると思いますので、
かかとおとしでは簡単に出場選手の解説をします。

まずは第1試合、アルトゥール・キシェンコvsドラゴ。この二人についてはK-1ファンの皆様にはほとんど紹介の必要もないかもしれませんね。

キシェンコは東欧の貧乏国・ウクライナ出身の24歳。K-1デビューしたのは19歳の時でしたから、あれから5年以上も経っているのですね。
ヘビー級のセルゲイ・ラシェンコと共に昨年からオランダに拠点を移動。バダ・ハリやメルヴィン・マヌーフが所属するマイクスジムで修行しています。
移籍後初の試合となったのは3月のドラゴ戦で、なんとあのドラゴをパワーだけで圧倒してしまいました。今回も相手がドラゴとなりますので、1回戦突破は確実視されています。

なんといってもドラゴは現在連敗中。特にショータイムの舞台では5連敗と後がない状況。にもかかわらずこうやってトーナメントに出場できるのは、昨年のショータイム版TUF「エンフュージョン」で優勝したから。

第2試合はサワーvsグリゴリアン
サワーは言わずもがなというか、魔裟斗の引退試合の相手を務めたK-1MAX最強の戦士の一人です。
普段はシュートボクサーを名乗っており、昨年の日菜太戦ではまさかのギロチンチョークで勝利をおさめるなど一キックボクサーとしてだけでなく、幅広い適応力を見せています。今年に入ってからも190センチ超のオズニや佐藤嘉洋を下しており、自分より身長の高い選手にも全く引けを取りません。人間的にも素晴らしく、震災直後に来日して復興を訴えました。

相手のグリゴリアンは昨年のK-1MAX西欧州予選で準優勝した選手。ムエタイベースでドラゴと同じアルメニア出身の選手です。

第3試合はディレッキーvsナギンビ。この試合は昨年12月に行われており、当時のショータイム王者70kg王者ディレッキーをナギンビがフライングニーでTKO勝利を収めました。ディレッキーとしてはこんなに早くリベンジマッチの機会が訪れるとは思わなかったでしょう。

ナギンビは”ザ・アフリカン・ウォリアー”のニックネームの通り常人をはるかに超えるバネを持っており、全盛期のレミー・ボンヤスキーを彷彿とさせる試合をします。K-1が無事であればスター候補になっていたかもしれません。

ディレッキーはトルコのベテランで、爆発的なパンチ力でKOを取れる魅力的な選手ですが、今年はまだ試合をしていません。タイトルを奪われたナギンビ戦以来の試合が、このトーナメントとなります。

第4試合は”帝王”ジョルジオ・ペトロシアンが登場。これまたこないだ試合をしたばかりの相手なのですが、シャヒッドと戦います。
この二人の前の試合はペトロシアンが金的をシャヒッドに蹴り込んでしまい、ノーコンテストとなってしまいました。シャヒッドにとっては是が非でもリベンジしたい相手でしょう(笑)。
花道で金的を抑えたまま痛そうに歩いて行った姿はとてもとても……。

以上、4試合が準々決勝として行われます。

順当であれば、準決勝で強敵とぶつかるサワーとキシェンコは非常に不利。Bブロックのペトロシアンがかなり有利に試合を運べるでしょう。
MAX2連覇中のペトロシアンが仮にこのトーナメントを制すれば、いよいよもって誰もこの男を止める者はいなくなります。

その前に7月、日菜太がペトロシアンに挑みますので、
なんとしても日菜太には帝王を相手に勝利もしくは善戦をしてもらい、
日本の70キロここにありというところを見せつけて欲しいと願っていますよ!!



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# by the_kakato_otoshi | 2011-07-02 22:21
不見識と悪意でK-1を語る橋本記者は筆を折るべき。
http://number.bunshun.jp/articles/-/140033

国内の御用格闘記者でアンチK−1の筆頭格である橋本宗洋氏の評したK-1MAXの記事はいかにも彼らしい悪意のある記事であり、久々に腹がたったものです

上記のhrlを参考にしていただきたいのですが、
いくつか文章を引用させていただき、
かの記者の屈折した物の見方を暴いていこうと思います。

該当記事は、「日本格闘技界の歴史的1ページ!? K-1 MAXが試みた、ネット無料配信。」

というタイトルです。

タイトルだけ読むと今後のネット配信の可能性を語っているような気がしますが、
これが実は一切ポジティブな表現のない悪意あるネガティブキャンペーンなのです!!


まず、序文があり、そして次に

「“流しているだけ”となってしまった、メッセージのないネット配信。」

といきなり悪意のある見出しが踊りました。
本文を読むと、

「派手な打ち合いや壮絶なKO劇でユーザーの目を奪うことが必要だった」
「煽りVが流されなかったことで、選手たちの個性が浸透していなかったのでは」

と、いきなりのネガティブ攻撃

この文章はタイトル通りネット配信の意義について問うものであるはず(タイトル通りに読めば)なのに、
いきなり「KOがなかったのはマイナス」と、誰でも言えるようなつまらない、しかもネット配信の意義とは関係のないネガティブな側面だけをアピールしたのです。

その上で「煽りVがなかったから選手の個性が伝わらない」という、まぁPRIDEやDREAMの見過ぎで煽りVがないと楽しめないご自分の趣味を全ユーザーの趣向と勘違いしてしまっているのが痛々しいとすら感じました。

しかも上記2点のみをもって「メッセージのないネット配信」という決め付けをしている。

Youtube、Ust、ニコニコという大手サイトの協力を得て、世界中にコンテンツを配信することそのものに意義があったはずなのに、「KOがない」「煽りVがない」と問題を一部矮小化して文章化しているのですから空いた口がふさがりません。

そして、
次のセンテンスでは「メインは英語? 日本語? 不可解な実況と解説」というタイトルをつけています。

本文中橋本氏は以下のように指摘しています。

>英語の実況に谷川貞治イベントプロデューサーの日本語解説が時おり混じり、それをさらに英訳するという混沌とした音声が流されることに

これは観ていた人はわかっていると思いますが、全く混沌となんてしていない(笑

基本的には英語の実況、英語の解説であり、完全に「英語の放送」として機能していたことは間違いありまえん。谷川氏が出てきたのは一部であり、それもきちんと実況担当者によって英訳されていました。それを「日本語と英語の混じった混沌とした音声」と表現するのは、明らかに「自分は英語はぜーんぜんわからないので谷川さんの声だけ拾っていたら英語の実況が耳についた」ということであって、ご自分の語学力の無さを全力でPRしているだけです。

さらには

>谷川プロデューサーは大会前、自らのツイッターアカウントを通じてネット配信の告知を熱心に行なっていた。それはいいのだが、各ツイートに共通の話題であることを示すハッシュタグ(#K-1など、検索してテーマごとに一覧表示することができるキーワード)がつけられていなかった。

と、重箱の隅をつつくようなくだらない指摘をさも重大ごとのように展開させて読者を「この放送は失敗だった」と思わせる方向に導いていきます。

文章の最後には、
「ネット中継への課題山積。再び問われる、K-1そのもののあり方。」
と仰々しく上から目線のサブタイトルが。

そして橋本氏は以下のように述べています。

>振り返ってみれば、K-1 MAXは魔裟斗からスタートしたイベント。「格闘技なのに、こんなにかっこいい選手がいる」という打ち出しは、まさに“ザ・地上波”だった。いや、MAXに限らずK-1はボブ・サップや曙など“老若男女”の目を引く仕掛けで世間に認知されてきた側面がある。
>そんなK-1が運営スタイルを大きく変えないままネットによる世界配信に踏み出せば、不備や混乱、ファンの戸惑いがあって当然だ。


魔裟斗もサップも曙もK-1で大きくデビューしたのはいわゆる「格闘バブル期」である2000年代前半。
K-1はそれから10年で大きく変容し、バダ・ハリやセーム・シュルト、ブアカーオ等様々な実力派を中心とした運営に変化していったのは格闘技ファンであればわかることだと思います。

サップも曙も、最終的にはK-1で通用しなかったためMMA(DREAM)で視聴率要員として活躍した事実を忘れ、勝手に「K−1の象徴」として名前を持ってくるあたりに彼の悪意を感じます

さらには「そんなK-1が運営スタイルを変えないまま」と……いかにもサップ・曙路線がいまでもK-1の主軸と言わんばかりの文章の流れ。
彼の頭は10年前で固定化されているのでしょう。


こんなボケ記者にいつまでもNumberで文章をかかせているようでは、かの雑誌の見識を問われるというものです。

橋本氏には一刻も早く筆を置いていただき、悪意のない全うな記事を書く方にバトンタッチしていただきたいと思う次第です。ね、Numberさん。

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# by the_kakato_otoshi | 2011-07-01 13:59 | K-1
K-1つぶやきin6月
最近、私がK-1に関してつぶやいたツイート集。

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今日のMAXは、一切の無駄を省き、狭い空間に客と選手だけという実に千利休的な侘び寂びを見事に表現しているね。

F1だってオーバーテイクのほとんどないレースもあるし、そういうのはある意味では運の問題なので、こればかりはどうしようもないです。RT @FEGZOM やっぱ1興行に2試合はKO必要なのかなあと思った。アクション映画見てるのに、爆発も銃撃もしないヒーローじゃ意味ないよなあ。

さて6月ももう終わろうとしているのに、K-1の具体的な予定は8月末のMAX日本トーナメントだけ。PUJIマネーが入らないとどーにもならないことだけはよーく理解できた。 #k1

マニア向けの軽量級・中量級はネット向きのコンテンツだと思うけど、ヘビー級は地上波でまだやれるコンテンツだと思う。内容によって戦略は変えられるのでは。

同じ日本拠点の選手でも、K-1アジア王者シング・心・ジャディブは欧州武者修行でスイスで試合。K-1ヘビー級王者京太郎はプロレスで小銭稼ぎ。現時点で、将来性の違いは明らかだ。#k1

9月のショータイム・ベルギー大会はK-1MAXのトーナメントと言ってもいい豪華な面子。予選も開幕戦も何もないので目新しい選手は出場しないのが惜しい。#k1

中国で開催する予定のK-1ってWGPの開幕戦でしょ?Pujiが興味を持ってるのは確実にWGP。総合でも軽量級でもない。正しいよ。その選択は。 RT @FEGZOM プジも興味を示してるのはヘビー。エビ目線だなあと思った。プジでK-1ヘビーを、やっちゃいMAXX? 

なのにバダ・ハリやルスランのほうが日本人軽量級選手よりも速いという残念な現実。。。RT@FEGZOM軽量級は重量級にないスピードと、日本人が優勝できる階級ってことでスタートしたのだ。なのに動きは少なく膠着したり、判定で勝ったり負けたりをくりかえすだけで、スッキリとした優勝もない。

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結構ネガティブだなぁ。。。。

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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-30 10:12 | K-1
  

「K-1」についての情報・コラム。ツイッターはEbi_Knight。ご連絡はkorgradiasアットマークmail.goo.ne.jp
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