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【総評】K-1 WORLD MAX 2011 ~-63kg Japan Tounament Final~
6月25日 K-1 WORLD MAX 2011 ~-63kg Japan Tounament Final~ 日本・東京・代々木第二

<-63kg Japan Japan Tounament Final>

◯大和哲也(K-1 MAX 2010 -63Japan王者)vs HIROYA(K-1甲子園2008王者)● 判定
◯卜部功也(K-1甲子園2008準優勝)vs 祐樹(RISE初代ライト級王者)● 判定
◯久保優太(K-1 MAX 2010 -63Japan準優勝)vs 才賀紀左衛門● 判定
◯野杁正明(K-1甲子園2009王者)vs 梶原龍児(Krush-63初代王者)● 判定

●大和哲也(K-1 MAX 2010 -63Japan王者)vs 卜部功也(K-1甲子園2008準優勝◯ 判定
◯久保優太(K-1 MAX 2010 -63Japan準優勝)vs 野杁正明(K-1甲子園2009王者● 判定

◯久保優太(K-1 MAX 2010 -63Japan準優勝)vs 卜部功也(K-1甲子園2008準優勝)判定

<スーパーファイト>

◯佐藤嘉洋(日本)vsアルバート・クラウス(オランダ)● 判定


先週土曜日に行われたK-1の感想というか総評です。

超節約バージョンの会場設備、無名の63キロ選手中心のラインナップという非常に制限された素材を使ってどれだけ「K-1っぽく」演出できるのか。という実験的な大会であると同時に、FEGの置かれている現状がどれだけ逼迫しているか……を現実として眼前に突きつけられましたね。

この哀しい会場に耐え、果たしてファンはK-1とともに復興の道筋を歩めるのか。
そういう意味ではファンにとっても試練の大会となりました。

大会を見終わった後、
やはり私自身「もはやこれまで……」と一旦は思いました。

ですが、二日を経てやはりこの大会のこともK-1のこともブログに記していかねばならないと決意を新たにした所存です。

大会の方向性が端的に現れていたのは佐藤嘉洋vsアルバート・クラウス戦。
審判団はまさかの佐藤支持で、多くのファンが「はぁ?」と思いましたよね。

佐藤は何も悪くないのですが、なぜあの試合内容で佐藤なのか。
むしろ押していたのはクラウスであり、クラウス勝利もしくは延長戦ならわかるのですが……。
おそらく審判団の思惑は「判定続きで客がダレている」空気を察知し、
延長戦を望まなかった。
その上この状況で70キロの日本エース・佐藤が負ければ興行、MAX全体がさらに盛り下がってしまう……という点まで考慮したのではないかと疑われても仕方有りません。

そもそもこの二人をぶつけた以上KO決着は想像しにくいのです。
どうせ呼ぶならシャヒッドやザンビディスのようなブルファイターを出すべきでしたね。そうすれば佐藤のテクニックも活きたでしょう。クラウスは上手いので佐藤の持ち味が100%出ないんですよね。

ということで、
70キロの世界大会も都合がつかない中、
クラウスと佐藤という大物同士が削りあう意味がさほど見いだせません。佐藤自身にとっては連敗中での強敵ということで、かなり気合が入っていたようですが、K-1MAXというストーリーの中では「ここで戦うべきなのか??」という組み合わせでした。その結果があのホームディシジョンでは70キロのK-1に希望はなくなってしまいます。
ですが、70キロは本当にいい選手ばかりなんです。ペトロシアンもサワーもクラウスも日菜太もいる、面白い階級なんですよ!

さて、63キロの日本トーナメント。試合内容そのものは面白かったです。
各々のこの大会にかける想いが伝わるいい勝負ばかりでした。
HIROYAvs大和、野杁vs梶原などは63キロの中での勝負論があり、
非常に興味深く、内容のある試合だったと思います。

ただ。

キックボクシングの大会としては面白かったかもしれませんが、
K-1としては非常に微妙な大会になりました。

K-1の代名詞であるKOは1試合もなく、
ポイントを取ったらそのまま勝ち逃げに入る試合もありました。
特に卜部功也vs裕樹では、ダウンを取った後、露骨に判定勝利を狙った卜部には少しがっかりです。
また、選手自体も才賀紀左衛門を除いてキックボクサーとして完成されており、
驚くような攻撃を仕掛けたのは野杁正明のスイッチングローキックくらいでしたね。
Krushで見慣れた景色をわざわざK-1という名前で見せてくれなくてもいいや……という感じはあります。
シャヒッドvsザンビディスのような火が吹くような打ち合いも、
アーツvsシュルトのような魂の入ったアップセットも、
自演乙優勝のような驚くべき結末もありませんでした。

さて、次回予定されている63キロの世界大会ですが……
これがまたワクワクしない。

ヘビー級には「人類最強」、70キロには人間の平均体重から考え出された「人類最激戦区」という「最強」の名を冠するにふさわしい「大義名分」がありました。
しかし、63キロにはそれがない。このままでは「63キロ最強」でしかない世界大会が小さな会場で開かれることになるわけです。
それでも今回の大会よりは興味深いのですがね(笑)。

選手の中にはK-1の大会に出場したことで大いに満足している方もいるかもしれません(特に高齢のファイター)。ですが、優勝した久保や大和、卜部、才賀、野杁あたりはショータイムや東欧系に出場しているような同級ファイターと互角以上に戦って初めてK-1に参加する意義があると思いますので、今後頑張ってほしいと思います。
とにかく世界大会が行われていない63キロは「まだ始まってもいない」んです。それなのに、圧倒的な優勝候補として日本トーナメントに優勝し、号泣した優勝選手のメンタルは心配です。ようやくスタートラインにたどり着いただけなのに。
去年長島☆自演乙☆雄一郎が優勝したときに涙の絶叫をしましたが、あれは全くの圏外、ノーマークの存在だったからこその感情の爆発でした。久保くんは優勝候補筆頭! 立場が違う。
2年前ペトロシアンが優勝した際、嬉しそうな顔はしましたが振る舞いそのものは非常にクールでしたよね。ああいう鉄のメンタリティこそが王者には必要なのだと思います。

ひとまず63キロの序章は幕を降ろしました。選手の実力差ははっきり出たと思います。
久保優太が頭ひとつ抜けており、卜部が次点。野杁、大和、HIROYAがそこに続き、残りはちょっと離れているでしょう。

63キロは久保を中心に進めていくしかありません。現状では「久保くんイコール63キロの未来」と同じです。
また、若いHIROYA、卜部、野杁のK-1甲子園三羽烏。この男達が久保に通用するようになれば、ようやくジャンル全体に光明が見いだせることでしょう。

彼らが戦うことになる相手は、あの山本真弘を61キロ契約で全く寄せ付けなかったセルジオ・ヴィールセンのようなパワーある外国人たちです。果たしてどこまで通用するのか不安と期待が混ざります。

また、今後の予定について谷川氏がなにやら発表していたようですが、
どうせその通りにはならないので、ここではなにも論評しません。

試合前にエントリーした予想については、
初戦のHIROYA大和戦以外は全部的中しました。
HIROYAは実力的に大和を越していましたので、
あの一発のポカがなければなぁ。

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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-27 17:27 | K-1
K-1 WORLD MAX 2011 ~-63kg Japan Tounament Final~ 予想です!
6月25日 K-1 WORLD MAX 2011 ~-63kg Japan Tounament Final~ 日本・東京・代々木第二

<-63kg Japan Japan Tounament Final>

大和哲也(K-1 MAX 2010 -63Japan王者)vs HIROYA(K-1甲子園2008王者)
卜部功也(K-1甲子園2008準優勝)vs 祐樹(RISE初代ライト級王者)
久保優太(K-1 MAX 2010 -63Japan準優勝)vs 才賀紀左衛門
野杁正明(K-1甲子園2009王者)vs 梶原龍児(Krush-63初代王者)

<スーパーファイト>

佐藤嘉洋(日本)vsアルバート・クラウス(オランダ)


ぼつぼつ63キロ以下級トーナメントの予想をしますかね〜。

大和哲也(K-1 MAX 2010 -63Japan王者)vs HIROYA(K-1甲子園2008王者)

さて、1試合目から素晴らしい組み合わせ。”魔裟斗の後継者”とされたHIROYAとディフェンディング・チャンピオンの大和哲也の対決です。
FEGによって発掘され、育てられた……いわばK-1の為に戦ってきたHIROYAと、山本真弘の対戦相手として全くのノーマークの存在から下克上を果たした大和。このコントラストは色鮮やかです。

HIROYAはムエタイを学んでからややスロースターター気味になっており、1ラウンドからバチバチと行かないイメージ。大和は手数は多くないものの一発の破壊力が魅力。
つまり、両者とも手数で攻めるタイプではないだけにどっしりとした試合展開が予想されます。

私の考えでは大和は蹴りをあまり打たないので、HIROYAはローキックを中心にじっくりと組み立てていけば勝てる相手なのではないかと思っています。大和の重いパンチも「当たらなければどうということはない」ので、ローでダメージを与えて、パンチの威力が鈍ったところでラッシュに行けばよいのです。
谷川氏の「打ち合え!」という視線を無視して勝ちに徹すれば、
HIROYAは1回戦で勝てるんじゃないかと思っています。

HIROYAの判定勝利を予想しておきます。

卜部功也(K-1甲子園2008準優勝)vs 祐樹(RISE初代ライト級王者)

昨年大和からダウンを奪った卜部は今回のダークホースと言えます。1回戦の相手が裕樹というのもラッキーかも知れません。

裕樹はこのメンバーの中では実績的に一枚劣りますし……
というのも、卜部功也が11戦して10勝という90%以上の勝率に対して、
裕樹は43戦して30勝
と、結構負けも多いのです。

とはいえ強いローキックには注意が必要で、
ダメージが蓄積すると卜部にとっては2回戦以降が辛い

早めにダウンを取って逃げきるか、KOで勝てれば卜部にとって最高の1回戦になるでしょう。

卜部の判定勝利を予想します。

久保優太(K-1 MAX 2010 -63Japan準優勝)vs 才賀紀左衛門

実績の差が大きい組み合わせ。久保はプロで25戦してわずかに4敗。しかも、大和や山本真弘、海外での試合などでの負けであり、KOされたことは昨年のMAX決勝戦しかありません。その試合も一度はダウンを奪い、逃げていれば勝てた試合をKOを取りに行っての負けですから単なる実力とも言えません。

対して才賀はプロ5勝3敗。
キャリアも浅く、まだこれからの選手という印象です。しかし、昨年のトーナメントでナオキックに圧勝しており大舞台に強い印象です。
いつもなら試合前に相手の悪口を言いまくっているところですが、今回は先輩の久保優太ということで自慢のビッグマウスも火を吹けず今のところ存在感を出せていません。

冷静な久保があっさりKOで勝ちそうです。

野杁正明(K-1甲子園2009王者)vs 梶原龍児(Krush-63初代王者)

高校生vs34歳という異色のマッチメイク。

梶原は今年のKrush63キロ以下級Tで下馬評を覆して優勝し、
このトーナメント参戦を決めました。
本来ここに出てくるような流れではなかった選手だと思いますが、
現在6連勝と好調。才賀紀左衛門と卜部功也も破っており、勢いはあるんだと思います。

野杁は高校3年生。すでにプロ選手としての風格を持つこの秀才ですが、4月30日に失神KO負けを喫しており、体調が万全かどうか、ダメージの有無も含めて心配されています。

野杁は1年生のときのK-1甲子園で3年のHIROYAを下した実績があります。
高校生の2年間というのは非常に大きな差があるはずなのですが、
華麗なテクニックで完全に試合を制し「和製ペトロシアン」と騒がれました。

私はやはり渋い大人の魅力も良いのですが、
野杁の逆襲に期待したい。
彼こそ63キロを背負って立つエースになるのではないかと密かに思っておりますので。
ダウンも取れるし、冷静で、しかも若い。こんな選手を応援しない手はないのです。

2RKOで野杁勝利を予想

さて、この時点で準決勝は

HIROYA vs 卜部功也
久保優太 vs 野杁正明

の4人が勝ち上がっております。

【準決勝第1試合】HIROYA vs 卜部功也

両者とも第1試合で力を使い果たしており、気力の勝負となる試合。
特にHIROYAは大和戦で燃え尽きてしまう可能性があるため、
優勝を見据えている卜部の勝利は堅いか……。
判定で卜部

【準決勝第2試合】久保優太 vs 野杁正明

1回戦であまり力を使わずに勝ち上がった二人。バチバチの消耗戦になることは間違えなく、この組み合わせは大いに観たいアメージングな1戦になりました。
キャリアで久保が有利ですが、野杁が勝てば昨年の才賀紀左衛門以上のインパクトを残しそう!

とはいえ、判定で久保勝利を予想します。

【決勝】久保優太 vs 卜部功也

まぁここまで来たらよくわからんです。

心情的には去年優勝を手にしかけて敗れ、号泣した久保に勝って欲しいかな。とも思いますが、卜部のようなテクニシャンも嫌いではなく(笑)。
どちらでもよいのですが、久保の判定勝利にしておきます。

以上、優勝は久保優太!

どうです?

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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-23 18:35 | 立ち技全般
6月25日K-1MAX視聴方法各種
いつの間にか「Mages.(母体は5pb.みたいだけどね)」がプレゼンツするらしいK-1MAXの視聴方法をここで確認しよう! 今回はTBSでの放送はないけど、いろいろな媒体で放送してくれるぞ!

http://live.nicovideo.jp/watch/lv53972551
その1 ニコニコ動画 ニコニコ生放送
今や押しも押されぬスーパーコンテンツに成長したニコニコ動画。

ニコニコでIDを取得(無料)すれば、世界中のユーザーとブツブツ言いながら試合を観られます。
さすがにここまで出張して嫌がらせをしてくるMMAヲタのアンチK-1はそんなにいないと思いますが、不快ならコメントを消しましょう。
プレミアム会員(月会費必要。500円だっけ?)なら高画質で重くならない、らしい。

http://www.youtube.com/user/K1
その2 YOUTUBEのK-1チャンネル

こちらも無料で。特にIDなどを取得するわずらわしさもなく視聴可能。
海外のファンはここで見るかも。
前日会見はここでしかやりませんので、チェックプリーズ。
前日会見 日時:2011年6月24日(金)12:30~


http://www.ustream.tv/channel/k1-channel
その3 UstreamのK-1チャンネル

YOUTUBE同様、アカウント無し視聴でき、ツイッターと連動しているのでリアルタイムのコメントが表示されます。もちろんツイッターを使えば書きこむことも可能。

http://www.pplive.com
その4 支那からはPPLiveで

検閲大国の中国はYOUTUBE等が自由に観られません。
従って、中国人が放送を見るには中国人向けの動画サービスを使うしか無いということです。
これで理論的には中国全土でK-1が観られるわけですが、
中国人が全く出ていない日本人限定の63キロ以下級の大会を観る人なんているの??


ネットの無料放送でこれだけできるそうです。
ちなみに実況は英語(マイケル・シャベロー?)とのことなので、
ヒアリングの勉強中の方にもうってつけ。


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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-22 15:03 | K-1
ショータイム、スペイン上陸! T・スポーンも大パワーアップを果たす!
6月18日 Fix Events & Fightclub Group presents: It's Showtime 2011 スペイン・マドリード

<61KgMAXタイトルマッチ>
●【王者】カリム・ベノーイ(フランス)vsハビエル・エルナンデス(スペイン)【挑戦者】◯  判定

<スーパーファイト>
【70kgMAX】◯ゼべン・ディアス(スペイン)vsヤフース・カヤバシ(トルコ)● 判定
【70kgMAX】◯マルセル・グローエンハルト(スリナム)vsラフィー・ズーヘイル(スペイン)● 1RTKO
【73kgMAX】●ドラゴ(アルメニア)vsアブラハム・ロクエニ(スペイン)◯ 判定
【85kgMAX】◯サハーク・パルパリアン(アルメニア)vsモイセス・ルイバル(スペイン)● 判定
【ヘビー
級】●ローレン・ハビエル・ホルヘ(スペイン)vsタイロン・スポーン(スリナム)◯ 判定

<ショータイムJ-SPROTS観戦記>

最大の注目だった”サワーを倒した男”ことアブラハム・ロクエニ。今回ドラゴというショータイムの人気選手と対戦しました。

日本での知名度は当然ドラゴが優っているのですが、相変わらず大振りで一発狙いの戦い方を繰り返すスタイル。単調なドラゴとは対照的に、ロクエニは高度なテクニックでドラゴを翻弄し、そのパワー封じます。
的確なコンビネーションと時折見せる力の入ったローキックでドラゴの注意を逸らし、何度もふらつかせるシーンを演出しました。
判定は地元びいきということもなく、素直にロクエニ。ドラゴはショータイムで5連敗。

ドラゴやサワーといったK-1MAXのトップ選手を次々に倒したことになるロクエニですが、
選手価値が高騰する前にKrushなどで日本に呼べないんでしょうかね?

また、ヘビー級に完全転向したスポーンはウエイトトレーニングの成果か上半身が大きくなった印象でした。アリスター・オーフレイム戦でパワー不足を痛感したのか、スピードよりもパワーにウエイトを置いている印象です。2度ダウンを奪って、結果的に判定ではありましたが、地元のホルヘに自力の違いを見せつけました。

また、この日唯一のKO決着となったのはディエンダーの緊急欠場で代役としてリングに上がったグローエンハルトの試合。地元のゾーヘイアをパワーで吹き飛ばし、会場をどよめかせました。

大熱戦となった61キロ級タイトルマッチはダウンを取って取られての熾烈なバトルに。
久保優太をして「強い」と言わしめたベノーイがスペインの無名選手エルナンデスに判定で敗れたことで、この階級は誰が強いのか全くわからない大混戦になりました。
山本真弘に勝ったヴィールセンに勝ったベノーイに勝ったエルナンデス。
どこまでの器でしょうか!?

スペイン軍団nvsショータイム常連の6試合は、仲良く3勝3敗のドロー決着。
スペインキックのレベルは日本人が予想していた以上に高かったようです!!

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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-22 09:59 | 立ち技全般
It's Showtimeスペイン大会、ドラゴvsロクエニに名勝負の予感!!
6月18日 Fix Events & Fightclub Group presents: It's Showtime 2011 スペイン・マドリード

<61KgMAXタイトルマッチ>
【王者】カリム・ベノーイ(フランス)vsハビエル・エルナンデス(スペイン)【挑戦者】

<スーパーファイト>
【70kgMAX】ゼべン・ディアス(スペイン)vsヤフース・カヤバシ(トルコ)
【70kgMAX】ウィリアム・ディエンダー(オランダ)vsラフィー・ズーヘイル(スペイン)
【73kgMAX】ドラゴ(アルメニア)vsアブラハム・ロクエニ(スペイン)
【85kgMAX】サハーク・パルパリアン(アルメニア)vsモイセス・ルイバル(スペイン)
【ヘビー級】ローレン・ハビエル・ホルヘ(スペイン)vsタイロン・スポーン(スリナム)

6試合すべてがスペイン人vsショータイム常連選手という構図。
今後日本で行われるショータイムの興行もこんな感じで「日本人vs本家ショータイム勢」という形になっていくと思うので、それを想定してこの大会も観ていきましょう。

注目はタイロン・スポーンでしょうか。昨年のWGP決勝戦でアリスターをあと一歩まで追い詰めて以来の2試合目。前回はあまりにも相手が弱すぎたため消化不良でしたが……。

今回の対戦相手はローレン・ハビエル・ホルヘ。
うーん。なんというか、バダ・ハリやレミー・ボンヤスキーのような一流のヘビー級ファイターを知っている日本のファンにとってはごく凡庸なキックボクサーとしか感じないでしょう。
スポーンが1ラウンドで圧勝してしまう可能性は非常に高いです。

もう1試合は日本でおなじみのアルメニア人”悲劇の難民ファイター”ドラゴ。
今回のスペイン勢の目玉といえるアブラハム・ロクエニとアウェーで激突です。

ロクエニは今年アンディ・サワーからダウンを奪って勝利しており、
一気にコアファンの間で知名度を上げました。

トップファイターであるサワー相手に全く引かない、前に出るファイトを展開し客を沸かせました。
ダウンを取った後もでもポイントに逃げず、サワーの猛攻を正面から受けて立った男気あふれるファイトスタイルにはスペインのキックも捨てたものではないと思わさせられます。3Rはダウンを取り返そうと必死になるサワーの攻撃でグロッキー寸前になるも、最後まで立ち続けました。
ムキムキの上半身から繰り出される荒いフックは非常に危険。
サワーより一枚落ちるドラゴが相手でお互い引かない気性の持ち主。これは名勝負になりそうな予感が漂います!!

その他61キロ級タイトルマッチにはK-1の久保優太選手が谷川氏との対談の中で「とても強い。戦いたい」と世界トーナメントでの対戦相手として指名したフランスのカリム・ベノーイが登場。地元のハビエル・エルナンデスの挑戦を受けます。
その他、85キロ級王者のパルパリアン、トルコの若手カヤバシ、ベテランのディエンダーらがそれぞれ地元の選手と戦います。

日本での放送はJ-SPROTSで、19日(日曜日)の21時から。

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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-17 10:40 | 立ち技全般
  

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